
ドイツの長く偉大な伝統を誇るサッカークラブ、ボルシア・ドルトムントにまた、期待の若手が入団した。
ロシア生まれのこのウクライナ人は、そのほとんどを自国のウクライナリーグでプレーするが、今年の8月、その素質を見抜いたドイツの名門、ボルシア・ドルトムントが4年の契約をもって招聘することを決定したのだ。
ドルトムントといえば我が日本が誇る香川真司が足掛け二回のキャリアーを重ね所属している超名門クラブである。
ここ数シーズン、同国最大のビッククラブであるバイエルン・ミュンヘンの後塵を拝しているが、各国の若手有望株を積極的に補強しマイスター・シャーレの奪還に闘志を燃やしている。
その賜杯奪還に燃える名門クラブに新たに加入したメンバーが、今回ご紹介するアンドリー・ムィコラーヨヴィッチ・ヤルモレンコだ。
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アンドリー・ヤルモレンコのプレースタイルやポジションは?
まずは、ヤルモレンコのプロフィールから見てみよう。
- 本名:アンドリー・ムィコラーヨヴィッチ・ヤルモレンコ(Andriy Mykolaiovich Yarmolenko)
- 国籍:ウクライナ
- 生年月日:1989年10月23日
- 年齢:27歳
- 所属:ボルシア・ドルトムント
- 身長:189センチ
- 体重:81キロ
- 利き足:左足
- 使用スパイク:プーマ?
- 背番号:9
近代サッカーにおけるフォワードに要求される役割は時代を追うごとに増していると言える。
ヤルモレンコのプレースタイルは、チャンスと見れば積極的に前線に繰り出し、強烈なミドルシュートを狙うという攻撃型のミッドフィルダー・フォワードと言えそうだ。
ドイツサッカーの覇権を是が非でも奪回したいドルトムントは、満を持した形でこのウクライナの優れた選手を複数年契約で獲得した。
数々の移籍に関する話題が飛び交う中、密かににマーケット内で模索していたヤルモレンコをドルトムントはウスマヌ・デンベレの穴埋めとして補強した形だ。
ヤルモレンコにおける新天地でのポジションは、主に右サイドを任されていることがうかがえる。
素早いオーバーラップから、フィジカルトを活かした突破力で前線に飛び出し、鋭い左足からのシュートを得意としているようだ。
アンドリー・ヤルモレンコの移籍や年俸は?
昨今のサッカー界における移籍に関しての変遷は、高額の移籍金額がかなりの上昇率で跳ね上がりとても尋常ならざる状況だ。
ヤルモレンコの移籍金に関しては様々な憶測が流れているが、およそ3000万ユーロの値が付いたと言われている。
ヘンリク・ムヒタリアンがいなくなり、ハバスタプロスやオーバメヤンたちも今後の去就が不安定な中で、この27歳のストライカーにおける期待は相当なものがあることが窺い知れる。
ヤルモレンコの年俸 に関しては約500万ドルであることがわかった。
ウクライナリーグでの年俸額がどの程度に登るのかがいまいち不明であるが、おおよそ大変な額の更新であることは間違いがない、ドイツにおける観客人員が屈指の集客力を誇るボルシア・ドルトムントだけにこの年俸は若干低い気がするが、ヨーロッパのトップリーグでの実績が乏しいヤルモレンコからすれば仕方のないことなのかもしれない。
アンドリー・ヤルモレンコのウイイレやFIFAの能力値は?
移籍したドルトムントでの活躍が期待されるアンドリー・ヤルモレンコですがウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 80:総合値
- 80:オフェンスセンス
- 85:ボールコントロール
- 85:ドリブル
- 82:グラウンダーパス
- 84:キック力
- 82:ボディコントロール
参考:http://we2018.kouryakuki.net
オフェンスに関する能力が高いですね。
FIFA 18
- 84:総合値
- 84:スピード
- 88:ドリブル
- 84:シュート
- 43:ディフェンス
- 85:パス
- 79:フィジカル
また特性が
- 逆足を極力を使わない
- 華麗な身のこなし
- 高速ドリブラー
スペシャリティが
- ドリブラー
- クロスの名手
能力が
- 攻撃意識 高い
- 守備意識 高い
- スキルムーブ 5
となっています。
参考:https://www.easports.com
3000万ユーロでドルトムントに移籍したといわれるアンドリー・ヤルモレンコ。
ウイイレやFIFAの能力値からも今後の活躍が楽しみですね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
早速、ドイツリーグ17-18シーズンにおけるヤルモレンコ選手が活躍している動画をチェックしてみた。
攻守の素早いドルトムントのサッカーに上手く順応し、決定的な場面を多く演出している動きは相手にとって大変危険な存在になっていることが確認できた。
右サイドへの切り込みが目立ち、内側に鋭く折り返してのミドルシュートの威力が凄まじい、特に左足での精度の高いシュートを打たれると相手チームは防ぐことが難しいであろう。
これからのドルトムントの顔になる選手であることを予感させる楽しみな選手だ。