
昨シーズンのイングランドプレミアリーグにおけるチェルシーの強さは圧巻の強さであった。
序盤から中盤までの13連勝や、イタリア人監督のアントニオ・コンテ氏が敷いた3-4-3の布陣が見事にはまり2期ぶりの優勝を成し遂げた。
そんな隙の無い戦いを見せたチェルシーから才能溢れる若き逸材がまたも流出した、それが今回ご紹介するアンダー21歳のイングランド代表、ドミニク・ソランケである。
ナイジェリア人の血も流れる若き点取り屋の活躍は、新天地であるリバプールにおいても花開くのか、その未来に注目する。
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ドミニク・ソランケのプレースタイルやポジションは
まずは、恒例のプロフィールチェックだ。
- 本名:ドミニク・アヨデレ・ソランケ=ミッチェル(Dominic Ayodele Solanke Mitchell)
- 国籍:イングランド
- 生年月日:1997年9月14日
- 年齢:20歳
- 所属:リバプール
- 身長:185センチ
- 体重:不明
- 利き足:右足
- 使用スパイク:adidas
- 背番号:29
ドミニク・ソランケのポジションはフォワードである。
少し下がった位置からの守備や、パス供給も無難にこなせる優れたフォワードと言えそうだ。
それに、右左両方の足でシュートを打てる選手は、最近ではあまり見かけなくなったが、ドミニク・ソランケの能力からすれば造作もないことのようである。
ポジショニングや飛び出しのタイミングも絶妙で、ゴール嗅覚に優れたゴールゲッターと言える。
前線の位置であればユティリティであると思われるが、よほどチェルシーでのミスマッチが影響したのであろうか、勿体ない決断をしたものだと感じた。
ドミニク・ソランケの新たな移籍先、リバプールにおける可能性は
ドミニク・ソランケの新たな移籍先としてリバプールが選択された。
ソランケ自身、どのように今後の青写真を描いているのか、真相は本人にしかわからないが、ドルトムントで若手の育成に定評があったユルゲン・クロップの手腕の下で更なる飛躍を遂げてくれると期待を持って見守りたいと思う。
熾烈を極めるプレミアーリーグにおいて生き残りの激しさは尋常ならざるものがあるようで、このリバプールにおいても現在、中位の位置につけている。
プレミアリーグにおけるビッグ4のステータスを守り抜くためにも、ドミニク・ソランケ等の若手達が中心となって事態を打開するしかないと感じた。
ドミニク・ソランケの目指すストライカー像とは
サイトにおいて動きを確認すると、なぜか少しアンバランスな部分を感じた、公称で185センチという身長であったが、もう少し身長が伸びているのかもしれない。
20歳という年齢を考えれば、成長過程におけるプレーの変化にも対応しなければならないことは大変な労力を強いられるが、ドミニク・ソランケには是非、乗り越えてもらいたいと感じる。
この移籍に前後して、クラブの中心選手であったディエゴ・コスタが戦力外になってしまった、プレースタイルやタイプが類似するドミニク・ソランケには、コスタ以上のパフォーマンスでプレミアリーグに革命を起こしてほしいと願うばかりである。
ドミニク・ソランケのウイイレやFIFAの能力値は?
移籍したリバプールでの活躍が期待されるドミニク・ソランケですが、ウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 71:総合値
- 78:ボールコントロール
- 75:ドリブル
- 73:グラウンダーパス
- 74:決定力
- 73:キック力
- 77:スピード
- 80:瞬発力
- 80:ボディコントロール
- 73:フィジカルコンタクト
- 74:ジャンプ
参考:http://we2018.kouryakuki.net
オフェンスに関する能力値が全体的に高めですね。
FIFA 18
- 70:総合値
- 75:スピード
- 73:ドリブル
- 67:シュート
- 25:ディフェンス
- 62:パス
- 62:フィジカル
また特性が
- 華麗な身のこなし
- DFラインへの侵入
能力が
- 攻撃意識 高い
となっています。
参考:https://www.easports.com
ユルゲン・クロップ監督の下で更なる飛躍を期待されるドミニク・ソランケ。
ウイイレやFIFAの能力値を見ても今後の活躍が楽しみですね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
身長の発達により、元来のプレースタイルが変化してしまうことはよくあることかもしれないが、ドミニク・ソランケの場合は若干影響が出ているように感じた。
そのせいで、シュートへのタイミングが一瞬遅れているように感じる場面を動きの中で見つけることができたが、総合的なバランスを崩すような事態が起きてくると、選手生命に繋がってくるので注意が必要だ。
もしかしたら、もう少し全体的な筋力アップをすることで、そのアンバランスを改善できるかもしれないと感じた。
どちらにしても、リバプールの浮沈がこの成長著しい青年にかかっていることは言うまでもないことだ。