
顎鬚に蓄えている無精ひげが、荒々しい感じを醸し出しているブラジルの若き新星が今、注目を浴びている。
ブラジルのサッカークラブの中で名門中の名門であるサントスから、満を持してヨーロッパの超ビッククラブであるインテルミラノへ移籍したガブリエル・バルボサだ。
この若きストライカーも、同じブラジルのジェズス同様、将来を嘱望されてのヨーロッパ移籍となった。
サントスと言えば、再三、取り上げている若きブラジルの至宝であり、皇帝であるネイマールを育て上げたブラジル屈指のクラブだ。
今回も、将来を約束されたセレソンを担い立つこの若手有望株をリサーチする。
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ガブリエル・バラボサのプレースタイルは?
まずは、ガブリエル・バラボサのプロフィールから見てみよう。
- 本名:ガブリエル・バラボサ(Gabriel Barbosa)
- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1996年8月30日
- 年齢:21歳
- 所属:インテルミラノ
- 身長:176センチ
- 体重:68キロ
- 利き足:左足
- 使用スパイク:ナイキ
- 背番号:33
ガブリエル・バラボサのプレースタイルはドリブルにより相手エリアに深く侵入し、決定的な場面を演出する危険なタイプだ。
メッシやベンゼマ、ロナウドなどの典型的なゴールゲッターと比較すると一直線にゴールへ向かうというよりも機動力をいかして状況を打開するようなタイプに見える。
選手個人の批評を行う段階で機動力云々を展開していくのは若干の違和感があるが、同じブラジルのネイマールやジェズス達とは違ったリズムによって局面を打開していく。
得意なドリブルと強靭な肉体でゴリゴリとバイタルエリアに侵入し、決定的な場面を演出するプレースタイルは相手にとって大変な脅威だ。
ガブリエル・バラボサのポジションは
ガブリエル・バラボサのポジションは、フォワードとなっている。
一口にフォワードと言っても様々なタイプが存在するが、バラボサの場合は広義のフォワードと言えるかもしれない。
先述したブラジルの同僚や、各国リーグの足が早く俊敏な点取り屋と比較すると少し変わったタイプのゴールゲッターだ。
これは全般で言えることだが、ブラジル代表である彼らは一対一の場面で絶対の自信を持っているように見える。
ここぞという時の場面や、シュートの瞬間、相手との駆け引きは相当の自信と冷静さをもって制していることがサッカーにおける彼らの匠さの一つだ。
ガブリエル・バラボサの移籍について
ブラジルの名門クラブサントスと言えば、ここで何度も取り上げている世界的スターのネイマールを第一に上げなければならない。
そのサントスから、ネイマールの後継者と言われるほどの素質をもってヨーロッパへの移籍を勝ち取ったのがバラボサだ。
しかも、移籍した先がヨーロッパ屈指の名門であるインテルミラノであることがバラボサのポテンシャルの高さをうかがわせる。
移籍金額も破格の2500万ユーロ以上であることが噂されていることからもジェズスと同じく、リーグを背負って立つほどの有望株であることは間違いなさそうだ。
現在は、クラブ事情によりポルトガルのベンフィカへレンタルとして出されているが、ここ数年でとんでもない化け物に変わり、クラブの中心選手として凱旋する日がくるかもしれない。
ガブリエル・バラボサの年俸は
ガブリエル・バラボサの年俸は?誰もが気になるところだ。
情報筋によれば、およそ5億円のサラリーを稼いでいるようである。
年齢や将来性、所属クラブなどを考慮していくと妥当な線と言えるかもしれないが、それにしても我々一般庶民からすれば大変な金額だ。
おおよそ21歳の若童であればお目にかかることのない金額であるかもしれないが、イタリアの名門クラブがサッカーの未来を託した金額と理解すれば、将来性を見込んだ投資と言えるかもしれない。
ガブリエル・バラボサのウイイレやFIFAの能力値は?
今後インテルミラノでの活躍が期待されるガブリエル・バラボサですがウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 76:総合値
- 80:ドリブル
- 81:スピード
- 85:瞬発力
参考:http://we2018.kouryakuki.net
オフェンスとしての能力値は高いですね。
FIFA 18
- 76:総合値
- 78:スピード
- 79:ドリブル
- 76:シュート
- 29:ディフェンス
- 68:パス
- 60:フィジカル
また特性が
- オフサイドトラップの回避を試みる
- 高精度シュート
- 華麗な身のこなし
となっています。
参考:https://www.easports.com
2500万ユーロ以上といわれる移籍金でインテルミラノにやってきたガブリエル・バラボサ。
ウイイレやFIFAの能力値からも今後の活躍が期待できますね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
イタリアの二大巨頭であるACミランとインテルミラノ、イタリアサッカーにおける覇権の中枢は今やほとんどユベントスが握っていることは周知の事実であるが、このまま黙ってスクデッドの行方を見過ごすわけにはいかない両クラブにとって、前線の核となる人物の補強はクラブの最重要課題であることは明白だ。
今回取り上げたバルボサもそんな多大な期待を背負ってこの強豪クラブへ引き抜かれた。
なんといっても21歳である。
来夏に行われるロシアでのワールドカップをはじめ、主要な国際大会に向けて、こんな楽しみな選手をたくさん見る機会があると思うとワクワクを抑えることが難しいと言えそうだ。