
ジョバンニ・シメオネ、皆さんはこの名前、?と思われた方もおられたのではないだろうか。
シメオネ?そうだ、1990年代前半から2000年代前半までクラブやワールドカップなどで大活躍したディエゴ・シメオネの息子である。
サッカーを長く見てきた方であれば、お父さんであるディエゴ・シメオネのプレーを目にしてきた方はたくさんおられるかもしれないが、その老獪で闘志あふれるプレーは見ている者の闘志を掻き立てた。
そのアルゼンチンの伝統と闘志を引き継いだ血脈のプレーヤーが今回紹介するジョバンニ・シメオネである。
そんな息子シメオネはどんなプレーを見せてくれるのか、詳細を紹介する。
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ジョバンニ・シメオネのプレースタイルやポジションは
先ずはシメオネジュニアのプロフィールを確認する。
- 本名:ジョバンニ・シメオネ・バルディーニ(Giovanni Simeone Baldini)
- 国籍:アルゼンチン
- 生年月日:1995年7月5日
- 年齢:22歳
- 所属:フィオレンティーナ
- 身長:181センチ
- 体重:77キロ
- 利き足:右足
- 使用スパイク:ナイキ
- 背番号:9
ジョバンニ・シメオネのプレースタイルはプレーの緩急を自在に操り、相手の急所をピンポイントで襲いかかるスタイリッシュな攻撃型フォワードと言えそうだ。
サイトを拝見したが、まだまだ粗削りながら素早い動きで相手の隙を突く攻撃は、対応するディフェンダーからすれば脅威となることは間違いがなさそうである。
動きを確認しているうちに、なぜか、おや?と想起する思いがしてくることがたびたびあるのでなぜかと思案すると、同じアルゼンチン代表のスター選手であったハビエル・サビオラにとてもよく似ていることに気が付いた。
ハビエル・サビオラは、2000年から2010年くらいの間で全盛であった世界的なサッカー選手だ。
アルゼンチン代表のサッカー選手といえば、ブラジルと同じく世界中にスター選手を多く排出しているが、この若きシメオネとかってスペインで旋風を巻き起こしたサビオラも世界を驚かしている同国の英雄である。
優れた攻撃を行う選手全般に言えることであるが、ジオバンニもボールを運ぶ足とボールの感覚が絶妙の距離感で保たれていることは相手に不要にボールを取られない感覚を持ち合わせていることがわかる。
バイタルエリアの中で一度攻撃が始まると最終的にはシュートで終わることが展開をばたつかせずに済むことになるので、エリア内でボールを取られないことはフォワードとして大切な要素と言えるだろう。
ジョバンニ・シメオネの移籍に関して
ジョバンニ・シメオネの移籍に関しては、様々な強豪クラブへの移籍話が噂される中、イタリアの強豪チーム、フィオレンティーナへの移籍が決定した。
前所属の同国イタリアの中堅チーム、ジェノアから確実なステップアップを実現させた。
フィオレンティーナと言えば、これもアルゼンチンつながりとなるが、同チームで一大センセーショナンを起こした怪童フォワード、バティスツータがかって所属していた上位常連の古豪チームだ。
バティスツータと言えば、日本もかってフランスワールドカップの初戦において屈辱の決勝点を叩き込まれたアルゼンチンの英雄である。
そんなフィオレンティーナにおよそ30億円の移籍金で移ってきたジョバンニ・シメオネは、来期のセリエAの台風の目となりそうだ。
ジョバンニ・シメオネのウイイレやFIFAの能力値は?
移籍したフィオレンティーナでの活躍が期待されるジョバンニ・シメオネですが、ウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 77:総合値
- 83:オフェンスセンス
- 82:ヘディング
- 82:スピード
- 80:瞬発力
- 81:フィジカルコンタクト
- 82:ジャンプ
- 80:スタミナ
参考:http://we2018.kouryakuki.net
オフェンスに関する能力値が全体的に高めですね。
FIFA 18
- 76:総合値
- 78:スピード
- 75:ドリブル
- 75:シュート
- 28:ディフェンス
- 58:パス
- 66:フィジカル
また能力が
- 攻撃意識 高い
となっています。
参考:https://www.easports.com
約30億円の移籍金でフィオレンティーナに加入したと言われているジョバンニ・シメオネ。
ウイイレやFIFAの能力値を見ても期待の大きさが分かりますね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
サッカーを長く見続けているとこんなこともあるのかと感慨にふけってしまった。
お父さんが悪童と親しみを込めて愛され活躍した同じサッカーの競技場に、その選手の息子が活躍する姿を目にすることになろうとは時代の進むスピードに驚かされた。
父親であるディエゴ氏も、息子がセリエAで活躍する姿を目にするとは思いもよらない望外のことであつたはずである。
父親譲りの悪童として、そのマリーシャと呼ばれる狡猾さを売りにする駆け引きの猛者となるのか、それともアルゼンチンのスマートダンスを推奨する伝統のリバプレートサッカーを継承するのか、これからのジョバンニ・シメオネの動向に大いに注目が集まるであろう。