
ヨーロッパチャンピオンズリーグが活況を迎えている。
17-18シーズンの各グループを展望すると、やはりスペインのバルセロナ、レアルマドリードあたりを中心にヨーロッパチャンピオンを争う展開になりそうだ。
そんなヨーロッパチャンピオンズリーグに日本人のエースストライカー香川真司を抱えるドイツの強豪クラブ、ボルシア・ドルトムントが出場している。
今回ご紹介するのはそのドルトムントに所属する若きドイツ代表、ジェレミー・トリアンである。
1899ホッフェンハイムからビッククラブ入り乱れての争奪戦を制したドルトムントが、新加入のトリアンをどこまで成長させることができるのか、今後の未来を占う。
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ジェレミー・トリアンのプレースタイルやポジションは
ホリの深いオリエンタルな顔立ちのトリアンだが、先ずはプロフィールからおさらいする。
- 本名:ジェレミー・トリアン(Jeremy Toljan)
- 国籍:ドイツ
- 生年月日:1994年8月8日
- 年齢:23歳
- 所属:ボルシア・ドルトムント
- 身長:182センチ
- 体重:不明
- 利き足:右足
- 使用スパイク:ナイキ?
- 背番号:15
ジェレミー・トリアンのポジションはサイドバックだ。
最終ラインでのポジションであればどこに入ってもこなせるそうだが、主に左右どちらかでの起用が定着している。
ちなみにこの間行われたヨーロッパチャンピオンズリーグでのレアルマドリード戦では左サイドにて先発出場を果たしている。
決して秀逸したテクニックやスピードを持ち合わせているタイプではないが、攻守のバランスを厳密にはかるクレバーなタイプの選手に見える。
サイドバックの生命線であるピッチにおける激しい上下運動も涼しい表情でこなす基礎体力は万全のものがありそうだ。
パスのセンスも、上記で述べたチャンピオンズリーグでのハイライトで、決定的なパス供給を行っていたことで本人も大変な自信になったはずである。
フィジカルの強さをはかる指標で一部、批判をする評論家を目にすることがあるが、その心配は無用の物となるであろう。
将来的にはドイツ代表としてプレーするであろうジェレミー・トリアン。
まずは、ドルトムントでレギュラーポジションを獲得したいところ。
ジェレミー・トリアンがドルトムントに移籍!
ジェレミー・トリアンの移籍に関しては、複数のメガクラブが名乗りを上げ大争奪戦となった。
その中で、おおよそ19億円の移籍金でドイツの名門クラブ、ボルシア・ドルトムントに決定したのである。
この移籍話で?と思った方もいるかもしれない、そうだ、ドルトムントは決してメガクラブではない、確かに平均的な観客動員数が6万人から8万人の規模を誇るヨーロッパでも屈指のサポーターを誇る超人気クラブだ。
しかし、先に上げたスペインの強豪二チームを筆頭にACミランやマンチェスターユナイテッドなどが獲得に動いていたという噂も飛び交う中、それらと比べ中堅と言えるクラブへの移籍へとなぜ決断したのであろうか。
おそらく、それはトリアン自身がより有意義な移籍先を厳密に選別したからではないだろうか。
ここでもいくつか紹介してきているが、いくら有望で優れた選手であっても試合に出られなければただの置物である。
トリアンがただの置物としてではなく、ピッチを縦横無尽に駆けまわれなければどんな魅力的なオファーであってもそれは意味を成さないと判断したからに違いない。
ジェレミー・トリアンのFIFAやウイイレの能力値は?
複数のビッグクラブが獲得に動いたというジェレミー・トリアンですがFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
FIFA 18
- 75:総合値
- 84:スピード
- 69:ドリブル
- 36:シュート
- 72:ディフェンス
- 62:パス
- 69:フィジカル
参考:https://www.easports.com
ウイイレ2018の能力値も気になったのですが、情報が見つからず・・・。
どちらにしても、ドイツ期待の若手と言われているジェレミー・トリアン、ドルトムントでの今後の活躍が楽しみですね
※FIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
トリアンの移籍に関しては、イングランドの上位常連のトットナム・ホットスパーというチームが既に加入した段階での定位置を約束していたなどという話も存在している。
なるほど、これだけ関心が集まる選手というものはそうそうお目にかかれるものではないが、それだけトリアンの潜在能力と将来性に輝かしいものが秘められているという証拠である。
各年代でのドイツ代表を経験し、リオオリンピックでは地元ブラジルの後塵を拝することになるが、銀メダル獲得に多大な貢献をした。
トリアンの活躍は、今まさにチャンピオンズリーグという大舞台で大きく羽ばたこうとしていることが直接見れるということは、私たちサッカーフリークからすれば望外な喜びであることは間違いあるまい。
クラブでの活躍はもちろんであるが、来年のロシアで、自国である帝国ドイツをも引っ張り上げる存在になることは容易に想像できるのは私だけではないであろう。