
オランダの貴公子とは彼のことを言うのだろうか、たなびくブロンドの髪をなびかせ華麗に美しく若獅子のように舞うプレーは、古代ローマの勇敢な戦士グラディエーターを彷彿させる。
オランダで旋風を巻き起こしているこの選手は、今後のマーケットの中心になることは誰の目にも明らかだ。
今回ご紹介するのは、そんなオランダで輝きを放っているアヤックスに所属する、カスパー・ドルベリである。
サッカーにおける必要な要素を天から与えられた贈り物であるかのように余すことなく表現するカスパー・ドルベリのサッカーセンスに迫っていく。
Contents
カスパー・ドルベリのプレースタイルやポジションは
初めにプロフィールからチェックしたい。
- 本名:カスパー・ドルベリ(Kasper Dolberg)
- 国籍:デンマーク
- 生年月日:1997年10月6日
- 年齢:20歳
- 所属:アヤックス
- 身長:187センチ
- 体重:77キロ
- 利き足:右足
- 使用スパイク:adidas
- 背番号:25
カスパー・ドルベリのポジションは、フォワードである。
所謂ワントップの先頭を務める典型的なセンターフォワードである。
この選手も特に弱点が見当たらないオールラウンドプレーヤーのようだ。
パス良し、シュート良し、センス良しの三拍子に加え、ドリブルも早くステップも軽い、一対一の駆け引きやフィジカルコンタクトも見た目以上に強そうだ。
おまけに187センチと、高さをも兼ね備えていることや強烈なミドルシュートも打てるとなると相手ディフェンダーは止めることが相当に難しくなって来るであろう。
先述した、カリスマ性も醸し出している雰囲気が動画を通して充分に伝わってきた、素晴らしい選手だ。
カスパー・ドルベリの移籍に関して
ここまでデンマークにおける各年代の代表歴や、オランダ国内の活躍にとどまっていたカスパー・ドルベリであるが、早くもメガクラブからの触手が近づきつつあることが報道されている。
ここまで様々な若手期待の新人選手を紹介してきたが、おそらくこのカスパー・ドルベリが一番ビックディールになるであろうと感じた。
一部の情報によれば、マンチェスターユナイテッドやボルシア・ドルトムントあたりからのスカウターが接近しているなどとの噂が飛んでいるようであるが、カスパー・ドルベリ程の才能であればそれら何処への移籍であろうと、もはやさして驚くべきことではなかろう。
カスパー・ドルベリと母国デンマーク代表の未来
カスパー・ドルベリの母国、デンマークは現在、ロシアワールドカップ欧州予選のプレーオフに回り、強敵アイルランドとの決戦が予定されている。
A代表への選抜がまだ一年と日が浅く、連携の面やコンディショニング調整面などで若干の不安要素も存在するが、本予選において既に1得点を上げていることはカスパー・ドルベリの適応能力の素晴らしさを如実に表している。
ワールドカップは勿論のこと、今後あらゆる国際大会でカスパー・ドルベリの雄姿を拝めることができると思うと心のワクワクが止まらない感じだ。
カスパー・ドルベリのウイイレやFIFAの能力値は?
メガクラブからの触手も噂されるカスパー・ドルベリですが、ウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 79:総合値
- 81:オフェンスセンス
- 81:ボールコントロール
- 80:決定力
- 81:キック力
参考:http://we2018.kouryakuki.net
オフェンスに関する能力値が全体的に高めですね。
FIFA 18
- 78:総合値
- 76:スピード
- 77:ドリブル
- 79:シュート
- 26:ディフェンス
- 61:パス
- 69:フィジカル
また特性が
- 華麗な身のこなし
- パワーヘッダー
- ループシュート
- コントロールスタイルのフリーキックを蹴る
- ターゲットFW
となっています。
参考:https://www.easports.com
デンマーク代表としてワールドカップでの活躍も楽しみなカスパー・ドルベリ。
ウイイレやFIFAの能力値を見ても期待の大きさが分かりますね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
所属するアヤックスのユニフォームが酷似しているからであろうか、カスパー・ドルベリの姿を見ているとある選手にとても似ていることに気がついた。
かってアーセナルなどに所属していたデニス・ベルカンプにとても似ているようだ。
同じブロンドで、長身であり、小技、ステップも軽いプレースタイルは、なぜか往年のオランダ人プレーヤーと重なった。
だが、もしかしたらそれは過小評価であるとのお叱りを受ける日がやってきそうな雰囲気だ。
カスパー・ドルベリのスケールは、周りや本人も驚くほどの飛躍を遂げる可能性と輝きを今も放ち続けていることで、通常の物差しでは計れないものがありそうだ。