
さて、レアル・マドリーの期待の星、マルコ・アセンシオです。
ハメス・ロドリゲスの放出は、彼の台頭があったからだ。彼が押し出したようなものだと、もっぱらの評判ですね。
たしかにすごい、ハンパない感じですよね、この選手。
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レアル・マドリードで注目のマルコ・アセンシオ
まず、最近の受賞歴をざっと書きますね。
- ラ・リーガ(リーガ・エスパニョーラ)最優秀若手選手賞:(2015-16)
- UEFA U-19欧州選手権・最優秀選手:(2015年)
- UEFA U-21欧州選手権・ベストイレブン:(2017年)
- UEFA U-21欧州選手権・シルバーブーツ:(2017年)
ざっと書いてこんな感じです。
どこへ行っても、褒められる感じかな。
つまりは、まあ、1996年生まれの、スーパーエリートの21歳ということです。
18歳でレアルと契約して、2シーズンに渡ってマジョルカ、エスパニョールへとレンタルされてたけど、2016-17シーズンのプレシーズンにレンタル・バックで練習に加わると、ジダン監督が一目惚れしたとのことです。
ポジションはミッドフィルダーだけど・・・
プレースタイルは、万能アッタカーとでもいうのかな。
パスは当然うまいし、ドリブルもうまい、視野の広さも絶品だし、シュート力も抜群。
ポジションに関しては、攻撃的ミッドフィルダーと認識されているけれど、2017-18の現在、フォワード登録で試合に出る数も増えてきました。
タイプとしてはハメスやイスコに近いとの意見が主流ですが、この後、クリスチャーノ・ロナウドやベイルみたいなサイドアッタカー兼点取り屋に進化するのかもしれません。
彼のプレーを理解する上でわかりやすいのは、レンタル先のマジョルカやエスパニョールではトップ下で活躍していたということ。
そういうタイプなんですね。ジダンがトップ下を置くようになったとしたら、第一候補はアセンシオということになるのでしょう。
父はバスク人、母はオランダ人。だけど、レアルなのはなぜ?
マルコ・アセンシオは、スペイン・マジョルカ島でバスク人の父とオランダ人の母との間に生まれています。
ファーストネームであるマルコは、マルコ・ファン・バステンのファンであった母親によってつけられたとのこと。
さて、ここで問題です。バスク人とオランダ人の子だったら、理想はバルセロナじゃね?
誰でもそう思いますよね。
事実、本人も家族もそれを望んでいた節はありありです。
10歳から地元マジョルカの下部チームで「天才」の名をほしいままにした彼は、2013-14シーズンにはトップチームに上がって、誰の目にも明かな有望選手になりました。
翌シーズンに向けて20以上のチームが彼の周辺をうごめいたそうですが、一番最初に契約に近づいたのは、実はバルセロナでした。
契約に至らなかった理由は、バルセロナが移籍金を少々けちったせいで、というのがもっぱらの噂です。
あのバルセロナが、移籍金をけちるなんてこと、あるんですね。
ただ、この「けちり」の代償は少々大きかったかもしれませんね。
まあ、この先、「禁断の移籍」があるのかもしれませんが、レアルからバルセロナへだけはね、ちょっと望み薄ですよね。
お母さんはもうなくなられているようですが、オランダ人の彼女はたぶん、クライフ以来のバルサファンだったんじゃないかな。
お父さんに至っては、言わずもがなですよね。
ちょっと、寂しい思いをしているかもしれないですね。
マルコ・アセンシオ のウイイレやFIFAの能力値は?
レアル・マドリッドでの活躍が期待されるですがウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 83:総合値
- 82:オフェンスセンス
- 89:ボールコントロール
- 86:ドリブル
- 85:グラウンダーパス
- 80:フライパス
- 82:カーブ
- 82:瞬発力
参考:http://we2018.kouryakuki.net
オフェンスに関する能力値が高いですね。
FIFA 18
- 84:総合値
- 78:スピード
- 83:ドリブル
- 79:シュート
- 39:ディフェンス
- 83:パス
- 61:フィジカル
特性
- コントロールスタイルのフリーキックを蹴る
参考:https://www.easports.com
ジダンが一目惚れしただけのことが分かる能力値ですね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
昨年CLを制したレアルは、ジダンのもと黄金期を迎えていると言っていいでしょう。
そんな絶頂の時期にも、こうやって静かに、次代のスターが出てくるのが、ほんとすごいですね。
しかも、レアルの場合、イスコなんかもそうですが、レンタル・バックしてくるんですよね。すごい才能が。
プレミアのメガクラブと比べて、レアルの底力が違うのはこういうとこだという意見多いですね。
チェルシーなんかでは、レンタルされたら行ったきりばかりですもんね。
アセンシオの場合は、もう10年も前から「天才」と評価されたわけで、それを18歳で獲得して、戦力になるまでレンタルで出して、しっかりと育ててトップに合流させる。
アセンシオもすごいけど、レアル・マドリーもほんとにすごい。
そんなこと感じさせるアセンシオ君でした。