
世界中を見渡しても、今のサッカー界で、この選手ほど見ていてワクワクさせる選手は他に居ないだろう。
18歳という若さで、名門マンチェスター・ユナイテッドの一員として、オールド・トラッフォードに立つことを許された選手…それが“マーカス・ラッシュフォード(Marcus Rashford)”だ。
チームの哲学と、そのスキル磨きに定評があるのがバルサなら、ジョージベスト、ベッカム、スコールズ、ギグス、ポグバと、個性を最大限伸ばす育成に定評があるのが、マンUアカデミー(下部組織)だろう。
今回は、マンUアカデミー史上、最高傑作との呼び声も高い“マーカス・ラッシュフォード”を紹介する。
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マーカス・ラッシュフォードのプロフィール!使用スパイクは?
- 本名:マーカス・ラッシュフォード(Marcus Rashford)
- 国籍:イングランド
- 生年月日:1997年10月31日
- 年齢:19歳
- 所属:マンチェスター・ユナイテッド
- 身長:185cm
- 体重:70kg
- 利き足:右足
- 使用スパイク:ハイパーヴェノム ファタル III DF AG-PRO ブラック
- 背番号:19番
ラッシュフォードは、いわゆる生え抜きと呼ばれる選手だ。
7歳からマンUアカデミーに加入すると、2014/2015シーズンのマンU-18の試合では、25試合で13得点を決め、18歳でトップチームに昇格した。
そんなマンチェスターの秘蔵っ子を、あの情熱的なサポーターが愛さないわけがない。
ラッシュフォードを包み込む歓声、拍手、喝采、歌声…それらの全てが、まるで我が子を見守るかの様に、温かくも熱狂的な愛情を、ファンは注ぎ続けている。
その一つ一つにまるで応えていくかの様に、ラッシュフォードは躍動し、いとも簡単に観客たちの想像を超えたプレーで魅了している。
マーカス・ラッシュフォードの年棒は?
ラッシュフォードに関しては、「こんなに良い選手なら、近々移籍してしまうのでは?」という心配は、そこまで必要ないだろう。
ライバルチームである、マンチェスター・シティが接触してきた際にもキッパリと断っている。
…とは言え、今後も世界各国にひしめくビッグクラブが、次々に引き抜こうとしてくる事は明白だ。
そこで気になるラッシュフォードの年棒だが、ここも当然の様に報道が過熱しており、年俸130万ポンド(約2億円)というのが最も有力な情報と世間は見ているようだ。
その際に、チームは契約期間を2020年まで伸ばしており、さらに延長オプションもついているという、万全の状態で固めている事が報道されている。
マーカス・ラッシュフォードのポジションはどこ?
ラッシュフォードのポジションはFWだ。
上背もあり、スピードもある万能アタッカーなのは間違いないのだが、ここでファンの間では、ちょっとした論争が巻き起こっている。
「ラッシュフォードに、より適正が合っているのは、センターか?サイドか?」というものだ。
更には、ユース時代の監督が「彼は中盤でピルロの様にプレーしたがっていたよ」と発言し、ここでも適正ポジションについて、大きな議論が巻き起こっている。
要は、それだけラッシュフォードが愛されているという事だ。
点も取れる、サイドを駆け上がって一人で突破できる、更にはゲームメイクもできるとなれば、確かに適正ポジションとして完全に固定してしまうのは惜しい。
まだまだ様々な可能性を見せてくれると、誰もが信じているからだ。
当分は、自由度を持たせたラッシュフォードを見ていたいというのが、ファンの総意だろう。
マーカス・ラッシュフォードのプレースタイルは?
ラッシュフォードをまだ一度も見た事がないという人は、是非、彼のプレーを見て欲しい。
まるでサッカーを知り尽くしている、OBのスター選手かの様な味のあるプレーには、ただただ驚かされるばかりだ。
加えて、身体的な強さもあり、トップスピードからクイックネスまで、どれを取っても非の打ち所がない。
「エースストライカー」、「高速サイドアタッカー」、「ゲームメイカー」、「プレスキッカー」…ラッシュフォードに関しては、何とネーミングされようが全く驚きではない。
一つ特徴的な点を挙げるとすれば、長い手足を上手く使った、推進力を体全体で生み出す走り方が素晴らしい。
元日本代表監督の岡田武史は、代表に陸上コーチを呼んで、選手全員の走り方をチェックさせたというが、その際に満点に近い選手が長友だったという。
走るフォームが適切という事は、加速力やトップスピードに繋がるだけでなく、スタミナにも直結してくる重要な要素だ。
スコールズは「シュートを打つ際、ボールを的確に捉えることができるタイプの選手」とコメントしているが、もしかしたら「正しく力を伝える事ができる」という事に特化した、真に恐ろしい才能を兼ね備えた選手なのかもしれない。
マーカス・ラッシュフォードのウイイレやFIFAの能力値は?
マンUアカデミー史上、最高傑作とも言われるマーカス・ラッシュフォードですが、ウイイレやFIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
ウイイレ 2108
- 79:総合値
- 81:オフェンスセンス
- 83:ドリブル
- 91:スピード
- 92:瞬発力
- 80:スタミナ
オフェンスに関する能力値が高いですね。
特にスピードや瞬発力は90以上。
参考:http://we2018.kouryakuki.net
FIFA 18
- 79:総合値
- 92:スピード
- 81:ドリブル
- 76:シュート
- 34:ディフェンス
- 70:パス
- 74:フィジカル
参考:https://www.easports.com
FIFAの能力値もスピードが90以上になっているラッシュフォード。
特性を見ると
- オフサイドトラップの回避を試みる
- 華麗な身のこなし
- 高速ドリブラー
スペシャリティが
- スピードスター
- アクロバット
能力が
- 攻撃意識 高い
となっています。
ウイイレやFIFAの能力値からみても、今後のマーカス・ラッシュフォードの活躍が楽しみですね。
※ウイイレとFIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
まだ19歳のラッシュフォードは、これから先、どんなタイプにでも育っていける、未来ある選手だ。
童顔で愛くるしい彼だが、ピッチ内での存在感は誰よりも輝いている。
既に幾多の記録を打ち出しているラッシュフォードが、今後もどれだけ世界を驚かしてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。