
2017年の夏の移籍市場で、生まれ育ったクラブであるアンデルレヒトを離れ、ASモナコへと移籍を決めたユーリ・ティーレマンス。
「ベルギーの至宝」「アンデルレヒト史上最高の逸材」と称される彼は一体どんな選手なのか、その正体に迫りたいと思います。
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ユーリ・ティーレマンスの身長やスパイクは?
ユーリ・ティーレマンスのプロフィールを見てみると身長は176cm、体重が72kg。
サッカー選手としてはやや小柄な方でしょうか。
ただ、重心が低いし体も強いので、当たり負けすることも少ないようです。
もちろん、フィジカルで勝負するタイプでは全くないので、当たり負けしない体の強さがあれば充分ではないでしょうか。
ユーリ・ティーレマンスのスパイクについて調べてみましたが、2017~2018年シーズンはNikeの Hypervenom Phantom IIIを履いているようですね。
スパイクの特徴としては、シュートの速度を高め、短い芝のフィールドで素早い方向転換をサポートしてくれるようですね。
ユーリ・ティーレマンス以外でこのスパイクを履いている有名選手は、ウェイン・ルーニーやロベルト・レバンドフスキがいるようです。
ユーリ・ティーレマンスのポジションは?
主にプレーしているポジションは、いわゆるトップ下であったり、ボランチのポジションです。
どちらの場合であっても、ゲームメーカー、チャンスメーカーとしての役割を担っています。最近では中盤の下がり目でプレーすることが多いようです。
現代サッカーではどんどん攻撃の起点が後ろに下がってきていますので、ユーリ・ティーレマンスのような選手が中盤の下がり目にいると、相手にとっては脅威となるでしょう。
ユーリ・ティーレマンスのプレースタイル
第2のランパード、第2のスナイデルと呼ばれているように、パス良し、シュート良し、ドリブル良しと中盤でなんでもこなせる万能型の選手です。
ミドルレンジからのシュートは強烈で、見ていてスカッとするシュートをよく決めていますし、積極的にシュートを狙ってくる姿にも好感が持てます。
また、長短のパスも非常に正確で、一気にサイドをかえるロングパスを通したかと思えば、ゴールに直結するキラーパスを通したり、ゲームメイクからよりゴールに直結するプレーまで幅広くこなせるのが魅力です。
そしてその長短のパスを、左右の足どちらでも遜色なく正確に出せるというのも大きな強みです。若干20歳にして、フィジカルもほぼ完成しているように思います。
もちろん、そのキックの精度から、セットプレーのキッカーを任される場面も多いです。
憧れの選手があのジダンということだけあって、華麗なボールテクニックも持っています。
激しく寄せてきた相手を簡単に外すシーンなどはジダンの影響を受けているように感じられます。
ボールを持てばなんでも起こせる選手、それがユーリ・ティーレマンスです。
ユーリ・ティーレマンスがASモナコに移籍!
アンデルレヒト史上最高傑作と言われているベルギーの逸材を、欧州のビッグクラブが放っている訳もなく、マンチェスターユナイテッドや、チェルシー、アーセナル、ユベントスなど噂に上がるクラブは有名クラブばかりです。
実際に2016年の1月には複数のビッグクラブからオファーが届いたそうですが、ティーレマンスはまずはアンデルレヒトで確固たる地位を築いてからの移籍、と考えているみたいですね。
そしてついに、2017年の夏の移籍市場で、アンデルレヒトからASモナコへの移籍がきまりましたが、移籍金は約2500万ユーロ(約31億円)といわれています。
まだ20歳の若者の移籍金にしてはとても高くなっています。
ただ、これから先も移籍の噂は絶えないでしょう。
まずは移籍先のASモナコで結果を出すことですね。
おそらくいきなりビッグクラブに移籍をするよりも、徐々に階段を一歩ずつ上っていくように、着実なステップアップを考えてのASモナコ移籍だと思いますので、彼の活躍に比例して移籍金も高騰していくでしょう。
そうなる可能性は十分にありますし、その能力には疑いの余地がありません。
ASモナコは、実にお得なお買い物をしたかもしれません。
ユーリ・ティーレマンスのFIFAやウイイレの能力値は?
ベルギーの次世代の星といわれるユーリ・ティーレマンスですが、FIFAの能力値はどれくらいなのでしょうか?
総合値と主な能力値を調べてみると・・・
FIFA 18
- 80:総合値
- 53スピード
- 77ドリブル
- 79シュート
- 68ディフェンス
- 80パス
- 71フィジカル
参考:https://www.easports.com
視野が広くパスやロングシュートの能力が高いですね。
また特性が
- ロングパスの名手
- ロングシューター
- プレイメーカー
スペシャリティが
- 長距離シューター
能力として
- 逆足 5
となっています。
両足を巧みに使って、広い視野から繰り出される長短の正確なパス。
FIFAの能力値からも見て取れますね。
ウイイレの能力値も分かり次第追加していきたいと思います。
※FIFAの能力値などは記事執筆時の数値です。
まとめ
さて、ASモナコに移籍した今シーズン、ますます目が離せなくなっているユーリ・ティーレマンス選手。
代表でもクラブでも、着実にステップアップを果たしてきた彼だけに、ASモナコでも大いに活躍してくれるでしょう。